中田・開幕一軍確定！杉内を打ってレギュラー取り！

Written on 3月 18th, 2010 at 10:58 pm by シンキチ

さあ、開幕まで後２日。（３月２０日開幕）
いよいよ、今週の土曜日に２０１０年のプロ野球ペナントレースが開幕します！ファイターズは地元札幌ドームにソフトバンクを迎えて、１３時プレーボール。

開幕投手は、ファイターズがダルビッシュ、ソフトバンクは杉内の先発でまず間違いないと思われます。両投手ともキャンプ序盤で早々と開幕投手の指名を受け、その後も万全の状態を保ち、ここまでやってきています。したがって、この両投手でまず間違いないでしょう。

そして、我らが中田翔も無事に開幕一軍が確定！
３年目にして悲願の開幕一軍を勝ち取りました。
しかも、先日行われたオープン戦最終戦では、二打席連続ホームランを放ち、不振を払拭。
開幕スタメンの期待も大いに高まっています！

という事で、今日は、ソフトバンクの先発は杉内、そして中田は開幕スタメンと断定し、
杉内攻略法を考えていきたいと思います。

攻略法といっても杉内は日本を代表する大投手。
そんなに簡単に打てるはずはありませんが、色んな期待を込めながら
中田との対戦を想定し、攻略法を考えていきたいと思います。

まずは一般的な中田への攻め方

杉内との直接的な比較の前に、まずは中田を討ち取る為には、どのような攻め方が
最も効果的なのかと言うのを考えてみたいと思います。

中田はオープン戦を通じてファーストストライクは必ず振ってきていました。
なので、初球にタイミングを外す変化球でカウントを稼ぐと言うのが一般的な攻め方だと思います。
いくらストレートが苦手と言っても、1・2・3で振ってくる中田に対して、
初球からストライクのストレートで攻めて行くのは、いくらなんでも危険です。
したがって、初球はまずタイミングを外す変化球か、ストレートを投げる場合はボールにするのが
一般的な攻め方ですね。

仮に、中田が初球を空振りしたとして、次に何が効果的なのかと言うと
恐らく、中田が苦手にしているストレートになってくると思います。
初球の変化球で中田の頭の中には、緩いボールのイメージが残っていると思います。
それを上手く利用して、アウトコースに早いストレートを投げてファールを誘います。
オープン戦を見ていても中田は、バッティングカウントで来る甘めのストレートをことごとく
ファールにしてしまっています。
差し込まれて、バットがボールの下っ面に当たってしまうんです。
なので、早いストレートでファールを誘い、追い込みにかかるのがベストだと思います。

追い込んでしまえば、もうほとんどバッテリーの勝ち。
先日の中日戦では追い込まれてから、甘く入ったスライダーを場外に運んでいますが、
そのデータも恐らく相手バッテリーには情報として入っていると思います。
なので、早いストレートを見せ球に使って、低めの変化球を振らせるか、
逆に、変化球を見せ球に使って、高めの速球で勝負するかのどちらかになると思います。
これは、その打席内でどちらに、よりタイミングが合ってないのか見極めがならが決定することになります。

あくまでも中田に対する攻め方の一例ですが、上の一連の攻め方をまとめると、
初球　　：　打ち気のタイミングを外す変化球でカウント稼ぐ
２球目　：　緩の後の急になる早いストレートでファールを誘う
３球目　：　早いストレートを高めに投げて目線を上げる（イン、アウトどちらでも良い）
４球目　：　低めのボールになる変化球が、早いストレートを続ける。
５球目以降　：　タイミングの合ってないボールを選択し三振を奪う。

勿論、ランナーの有無や点差など試合状況によって攻め方が変わる事は当然考えられますが、
上のような攻め方が一般的な中田攻略法だと思います。

もしも、杉内のようなストレートに球威のある投手であれば、
初球からストレートでガンガン押して行くと言うのも中田に対しては効果的な攻め方ですね。

ちなみに、二打席目以降は、前の打席の雰囲気や結果、試合状況によって
臨機応変に組み立てを変えて行く形になります。

杉内攻略法

では、杉内の持ち玉を考慮しながら上の攻め方に当てはめて行きたいと思います。
杉内の右打者に対する持ち玉は、「ストレート、スライダー、カーブ、スラーブ、チェンジアップ」と
代表的なものはこれくらいです。
これくらいと言っても、それぞれのボールが全て一級品なのですから、
簡単に打てない事は容易に想像できます。

では、相手バッテリーがこれらをどのように使ってくるのか考えてみます。

まず、中田は常に初球から振ってきますので、初球はタイミングを外す変化球になると思います。
万全を期すのであれば、初球は真ん中からインローに落ちてくるスライダー。
これは、コースに決まれば、中田でなくても日本で打てる打者はほぼいないと思います。

そして、中田の視線がインコースへ向いたところで、外に早いストレート。
恐らく、振り遅れ気味になり、バックネットか一塁側へのファールになると思います。

これで、仮に追い込んだとすると、ここから先、カウント２－３までは、全てボール球で十分。
まず、コースはどこでもいいので高めに早いストレートを見せて、目線を上げます。

そして、決め球に低めのチェンジアップかスライダーをボール気味に。
裏をかくのであれば、インコースへズバッと速い球で仕留めると言う形になります。

こんな感じで考えてみましたが、杉内の強気な性格を考えると
初球からストレートでガンガン押してくるという攻め方も捨て切れません。
しかし、それを考えだすとキリがないので、とにかく、上の攻め方でくると断定してみます。

この場合、中田は何を狙って行けばいいのかと言うと、
勿論、初球に来る確率が高い変化球（スライダー、チェンジアップ）です。

これが甘く入ってくるのを狙って行くのが、
初球から思い切り良く振っていく中田のスタイルにも一番合ってます。

杉内のストレートは、１２球団の中でも屈指の打ちにくさです。
ゆったりとしたフォームから手元でビュッと伸びてくる１４０ｋｍ中盤のストレート。
これは、ストレートを苦手にしている中田には、少し打つのが難しいかもしれません。
なので、初球の変化球を狙って行くのが最も良いと思われます。

仮に、初球からストレートで押してきた場合は、無理に引っ張りに行かず、
ポイントをなるべく近くして、粘りながら甘く入ってくる変化球を待つという形になります。
その間、中田は右打者ですので、目先やタイミングを変える以外に
自分の体に向かってくる遅いカーブやスラーブを多投される事は考えにくい。
なので、やはりチェンジアップや早いスライダーを狙うのが一番いいと思われます。

長々と書いてしまいましたが、
中田が杉内を攻略するには、杉内の甘くなるチェンジアップやスライダーを
狙って行く以外にないと思います。
去年のクライマックスシリーズでも実は中田は杉内との対戦があって
その時は３打数１安打。

第一打席で、杉内の初球のスライダーを思いっきり引っ張ってレフト前に運んでいます。
二打席目以降は、逆にストレート主体の組み立てに変えられて、手も足も出ず。
結果は３打数１安打でも、内容では完全に中田の負けでした。

そんな事もあるので、中田にはストレートが最も効果的という考えが
相手バッテリーにあるかもしれませんが、ストレートはなるべくファールで逃げて
得意に変化球をかっ飛ばす。これが杉内攻略法になると思います。

土曜日の試合は、レフトではなく、右中間方向への大きな当たりを期待したいですね。

今日書いたことはあくまでも、素人の予想に過ぎません。
結果的に間違っていたり、ここは違うだろ！という部分もあるかもしれませんが
素人の戯言と思って許してやって下さい。

とにかく、開幕戦はテレビにかじりついて見ていると思います。
中田が杉内からかっ飛ばすシーンが見れればいいですね。

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