見ごたえのある動画が集まりましたので、今シーズンここまでの中田を動画で振り返ってようと思います。
でも、その前に、5月8日までの数字がありますので、凄く簡単に気付いた点のみ2.3触れてみます。
まず、数字全体を見た印象ですが、ここまでは素晴らしい活躍をしていると思います。開幕から、5試合もノーヒットを続けていたのに、今は、打率も.278まで上げてきましたし、マルチヒットや連続試合ヒットなど、毎日コンスタントに打てるようにもなって来ました。今の所、本人も調子は普通と言っているので、絶好調になるともっと数字を上げてこれるかもしれません。
続いて、個別の数字になるのですが、特に際立つのが中田の打点数。糸井、稲葉、小谷野、そして、ホームランを7本打っているホフパワーなども押さえて中田がチームトップで17打点。これはやはり、チャンスでただ打っているという事だけではなくて、チャンスでランナーを一掃するような長打を打てている事が、打点を多く稼げている要因だと思います。
また、クリーンアップもしっかりと繋ぐ野球ができるファイターズでは、中田の前でランナーが残っているケースも多いです。糸井などはすでに10も四球を選んでいますし、小谷野、稲葉などもケースによってはランナーを進めるチーム打撃をしてくれます。こういった事が、中田、ホフパワーなどの下位打線に打点が多く付いている一つの要因かなとも思います。
あと、まだ二本ですが、中田は三塁打の数もチームトップなんですね。今年の中田は右方向への大きな当たりが増えきましたので、それがこの数字にも表れているのだと思いますが、この三塁打をシーズン通して継続して打てれば、必ず高打率を残せると思います。
まあ、まだシーズンが始まったばかりですので、数字はあまり深い意味を成しません。なので、私の意見も凄くホワっとしたものになりましたが、ただの感想ですので、あしからず。
選手名 | 打数 | 安打 | 打点 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 盗塁 | 三振 | 四球 | 打率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中田 | 81 | 22 | 17 | 3 | 2 | 4 | 2 | 25 | 2 | 0.278 |
稲葉 | 84 | 25 | 12 | 5 | 1 | 2 | 0 | 11 | 3 | 0.298 |
糸井 | 78 | 23 | 14 | 4 | 0 | 3 | 5 | 16 | 10 | 0.295 |
田中 | 88 | 25 | 6 | 4 | 1 | 0 | 5 | 11 | 9 | 0.284 |
陽 | 84 | 23 | 8 | 4 | 0 | 1 | 1 | 24 | 5 | 0.274 |
大野 | 67 | 17 | 3 | 3 | 0 | 1 | 0 | 16 | 4 | 0.254 |
小谷野 | 87 | 20 | 8 | 2 | 0 | 2 | 0 | 15 | 6 | 0.230 |
ホフパワー | 73 | 15 | 15 | 2 | 0 | 7 | 0 | 25 | 4 | 0.205 |
それでは、動画をどうぞ。
初ヒット(4/19)
本当に長かったですが、今年はそれでも去年より安心して見られました。ずっと、打てそうな雰囲気はありましたし、後はベンチが使い続けてくれればとは思っていましたが、さすが、首脳陣はよくみていますね。
第1号(4/21)
これは、凄まじい当たりでしたね。ラインドライブがかかりながらあの高さで飛んでいって入るんですから。初ヒット→初打点→初HRと続けて出たので、一気に中田も波に乗れた印象です。
盗塁と捕殺と二塁殺
盗塁は2つやってるんですね。昔の落合監督のように、かなりのノーマークなんでしょう。今後もガンガン走って欲しいです。
第2号(5/1)
このホームランは中田の打撃にとっては大きかったです。結構詰まり気味だったのですが、それをあそこまで運べた。中田にとって詰ることは、一種の大きな恐れになっていましたが、詰まっても運べるという手応えをこのホームランで感じたかもしれません。
決勝タイムリー(5/3)
感動しましたね。前打者の村田選手が一塁でセーフとコールをされた時に、「こんな場面で回ってくるんだ・・・」と、もうゾクゾクしました。これは、初HRを見たときと同じくらい、感動しましたね。
第3号(5/6)
僕の勝手な推測ですが、これは、完全にストレートを狙っていたと思います。中田にしては珍しくかなり前でボールを捉えていたので、多分、気持ちにも余裕が出来て、配球なども考えられるようになったのだと思います。美しいホームランでした。
第4号(5/7)
杉内投手も内心はビックリしているはず。あれが、入るのはちょっと反則のようにも思えますが、それだけしっかりと押し込めたという事ですね。こういうHRがどんどん増えていって欲しいです。
以上で、動画は終了です。
まとめてみると中々見ごたえがあったんじゃないでしょうか?
最後に、ちょっと寂しい話題ですが、高橋信二選手が巨人にトレードになったんですね。
近年のファイターズの4番といえば高橋信二選手でしたし、名護キャンプを見ていても中田とよく練習中に楽しくじゃれあってました。私たちは高橋選手の実力を知っているので、出来れば敵にはしたくありませんでしたが、巨人に行っても頑張って欲しいですね。
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