まずは、中田の話題から。
中田のリハビリがかなり順調に行っているようで、一部の新聞報道では、オールスター前の復帰もあるとの事。現在はまだウォーキングくらいしか出来ない状態ではあるが、もう少しすれば、ランニングやダッシュなどもリハビリに取り入れて行き、6月上旬には、野球の練習メニューを開始して行くようです。
以下nikkansports.com引用
日本ハムは28日、2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷で育成会議を開き、若手選手の指導状況、方針などを確認した。5月10日に左ひざ半月板の手術をした中田翔内野手(21)について、球団幹部は「(リハビリは)予定通りきています。(復帰までは手術から)2カ月くらい。球宴前には? まぁ、そうですね。早ければ」と今後の見通しを語った。
中田は術後、13日に退院し、鎌ケ谷でリハビリを続けている。練習休日のこの日は、ジャージー姿で寮の玄関に現れ「まだウオーキングくらい。でもよくなっている」と、現状を語った。今後はウオーキングからランニング、ダッシュと運動強度を上げ、手術から1カ月後となる6月上旬に練習メニューに復帰することを目指す。
中田の順調な回復を聞いてまずはひと安心。
このまま焦らずゆっくりやって欲しいですね。
そんな中、高校野球界では中田もびっくりするようなニュースが話題に。
実は、不滅の大記録だと思われていた、中田が作った高校通算87本塁打。今、この記録が破られそうになっているようなんです。
神港学園・伊藤諒介内野手
彼は、5/30(日)に行われた練習試合・北嵯峨戦で高校通算86号となる豪快なホームランを放ち、中田が持つ87本塁打の記録に後1本に迫っているらしい。
以下Sponichi Annex引用
神港学園の伊藤諒介内野手(3年)が30日、練習試合2試合で2本塁打を放ち、大阪桐蔭・中田(日本ハム)が持つ高校通算最多の87本塁打にあと1本に迫った。
前日までの計算ならこの2発で中田に並ぶはずだったが、この日、記録の不備が明らかになり、学校側が“マイナス1本”と訂正した。それでも、高志戦の8回に右翼へ3ラン。続く北嵯峨戦でも4回に右翼へ2ランを放ち、歴代2位の埼玉栄・大島(西武)の86本に並んだ。
仕切り直しになったが「球場の大きさも関係ある。本数は何本でもいい」と歴代スラッガーと張り合う気はない。「どの打席でも集中していくだけ」と夏に向けてのレベルアップだけを目指す。
夏の県大会が始まるまでには、まだ一月以上もあるこの時期に、すでに86本塁打。ここからは夏の大会へ向けた調整の為の練習試合がかなりあるはずなので、中田の記録を抜く事はほぼ間違いないと思われます。それどころか、もしかすると前人未到の100本塁打に到達する可能性さえあるんです。
伊藤君は、選抜終了後の4、5月で18本と驚異的なペースでアーチを量産。一試合平均でも1本以上のホームランを打っているようなんです。中田も一時期そんな感じで試合の度にHRを打ってましたが、伊藤君はその中田よりもハイペースでHRを打っている模様。
スポーツ報知大阪版に伊藤君のプロフィールがあったので引用します。
伊藤諒介(いとう・りょうすけ)1992年6月11日、兵庫・姫路市生まれ。17歳。手柄小2年から「サンチャイルド」でソフトボールを始め、山陽中時代に硬式の「姫路アイアンズ」で野球を開始。3年でリーグの全国大会優勝、ジャイアンツカップ8強。神港学園では1年春からベンチ入り。172センチ、78キロ。右投左打。家族は両親、姉、兄、弟。
中田が高校に入学した当初からすでに180センチ前後の身長だったのに対して、伊藤君の身長は現在172センチ。決して大きいとは言えない体でこれだけホームランを量産出来るのは本当に凄いと思う。何でこんなにもホームランを打てるのか?中田にも関連する事なのでちょっと伊藤君について調べていたら、面白い動画があったので紹介します。
【神港学園・伊藤選手 動画】
この素振り方法、どこかで見た事がありませんか?
分かる人はすぐに気付いたと思いますが、これはファイターズの稲葉選手が打席に入る前に取り入れている素振り方法。(イチロー選手もやっています)動画の中で「縦振り」という言葉で出てきましたが、これは元々、稲葉選手が白井コーチと一緒に作り上げた打撃理論なんです。
簡単に説明すると、稲葉選手はストレート系のボールと変化球ではスイングの軌道を意識的に変えているらしく、ストレートが来た時は、体をくるりと回転させてバットを横に振り払うイメージ(横振り)、そして、変化球が来た時には、下から上へバットを押し上げるイメージ(縦振り)でスイングをしているようなんです。
これは非常に理にかなっているスイングで、ピッチャーが投げるボールの軌道と、バッターがスイングするバットの軌道を可能な限り長時間合致させるように考えられていて、ボールを捉えてからもボールを捕まえている時間が非常に長いスイング方法なんです。
伊藤君があの小さな体でホームランを量産出来るのは、勿論体の強さもあるでしょうが、この打撃理論によって、より長い時間、バットでボールを捕まる事が出来て、ボールをいい角度で上げる事が出来るのが大きな理由だと思われます。
それにしても、高校生にしてすでに稲葉選手が「これは難しい」と言うようなスイングを体得しているとは・・・凄いとしか言いようがないですね。
中田が記録を作った時、この大記録は当分破られる事はないだろうと思っていましたが、こんなにも早くに破られるとは(まだ、破られてはないが)。まあ、記録は破られる為にあると昔から言いますので、中田はまたプロ野球で前人未到の新記録を作って欲しいです。
伊藤君もファイターズに入って、中田と二人、記録コンビでクリーンアップに座って欲しいですね。
楽しみな存在です!
6月 25th, 2010 at 16:18:07
[...] 前回の記事はこちら 中田の高校HR記録が破られそう!神港学園・伊藤君86号 [...]
12月 26th, 2020 at 16:25:34
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2月 17th, 2022 at 23:03:43
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