巨人空中戦を制覇！日本シリーズ第3戦　中田シリーズ初打席

Written on 11月 4th, 2009 at 2:09 pm by シンキチ

東京ドームで行われた日本シリーズ第3戦は両軍合わせて6発のホームランが飛び交う空中戦になり、長打力で上回る巨人が7－4と日本ハムをくだし対戦成績を2勝1敗にした。試合は初回に稲葉、2回に小谷野がそれぞれソロホームランを放ち日本ハムが2点を先制。しかし、その裏巨人は李、阿部の連続ホームランであっさりと追いつき、3回には小笠原のホームランで勝ち越し。日本ハムも5回に田中賢介のソロで同点に追いつくもその裏またもや小笠原に勝ち越し2点二塁打をあびこれが決勝点。最後はクルーンが締め7－4と巨人が日本ハムを振り切った。

さて、我らが中ちゃんはというと・・・・・・・・ついに日本シリーズ初打席を迎える事ができましたーー！

おめでとう！

中田の登場は9回2アウト。
4－7と巨人にリードを許した日本ハムは代打に中田を指名。
ツーアウトランナー一塁、カウント2－1と巨人の守護神に追い込まれる中田。
外の144ｋｍをライト側にファールで逃れたあと・・・・

←　日本シリーズ第二戦の解説者だった清原さんが自分の全ホームランが収録されているＤＶＤを中田に送ったと言っていました。まあホームランを打ってもまだ負けているこの場面では、一発を狙うと言う事はないとは思いますがここまでのスイングを見ている限り一発を狙っているような・・・・雰囲気。

←　クルーンの渾身フォーク。
しかも、143Ｋｍ。
見送れば多分ボール球。
中田は素早く反応し、これをカット。
このあたりは成長が見えますねー。

←　「そろそろまっすぐか来るかなぁ」、「続けてフォークかなぁ」と迷ってる感じ。
こういう時は、速いストレートはライト方向、変化球が来たらファールで逃げるか引き付けてライト方向がベスト。まあどちらが来るにしても140Ｋｍ以上のボールには違いない。
ちなみに解説の山本浩二さんとヤクルトの宮本選手はこぞって「いい雰囲気を持っている」と絶賛。

←　巨人バッテリーはフォークの連投を選択。
これも140Ｋｍ。
中田はこのどんでもない速さのフォークをしっかりと見てボール。
しっかりと前のフォークの軌道が頭に入っていたんでしょうね。

いい感じです。

　←　先発のオビスポとホームランを打っている李。

この二人言葉通じるの？
何語で話てんのかなぁ？

←　外のフォークを続けられて中田の頭の中には完全に「外」と「変化球」というのが刷り込まれてましたね。
そこえ来たクルーンのインハイのストレート。キャッチャーの阿部は真ん中に構えていたのですがたまたまボールはインコースの厳しい所へ。中田はこれを空振り。三振で試合終了。この球が見逃せるようになったらもう一軍定着は間違いなしとは思いますが、あの速さでは厳しいでしょうね。