
日刊スポーツさんの情報では、沖縄で行われる秋季キャンプから中田に外野手の練習をさせるそうです。ポジションは、中田の脚力を考えてレフトになる可能性が高いようですが、福良コーチも中田の外野手転向には前向きなようで「外野をやっておいて損はない。高校の時にやっておいたところやからね」と話しているみたいです。現在、日ハムの外野は、稲葉、糸井の3割コンビに守備力の高い森本がレギュラーを取っていて、さらに、ここに2軍の陽、村田、鵜久森と、かなりの激戦区になっています。また、今年のシーズン終盤からは、スレッジもレフトを守ったりしていたので、レギュラーを取ろうと思うと相当秀でた何かが必要になるでしょうね。
でも、僕は、中田の外野手転向は大賛成です。★★野球ランキング★★
まあまだ、外野のみに専念するのではなくて、一塁と併用して練習していくという形になるんでしょうが、前々から中田はこまごました内野よりも、のびのびプレーできる外野の方が向くと思っていました。内野手というのは、ファーストであっても野手との連係プレーやベンチからのサインが多く、どうしても守備を重視しなければならない場面が多いです。また、動きもこまごまとした動作が多くて、それらが、「中田の長所である思い切りのいい大きなプレーを妨げるのでは」と思ったりもしました。逆に外野と言うのは、守る時も長い距離を全力疾走したり、体を大きく使って送球したりと守りながらも大きく体を使ったプレーができます。なので、中田のような選手には、そういうのびのびとした外野の方が合っていると常々考えていました。
昔、中日にいた福留もショートを守っている時は、守備の不安が原因で得意のバッティングにも悪影響が出ていました。巨人にいた松井秀喜もサードの時は、あまりよくなかったですよね。去年の中田も同様で、サードの守備に不安を持っていた為、バッティングにも響いていたと思います。しかし、福留や松井は、外野にコンバートされて一気にバッティングの才能が開花、今年の中田もファーストになって楽に試合に望めるようになっていると思います。
また、中田は強肩の持ち主です。昔はピッチャーで150Kmのボールを投げてたほどですから、肩は恐らく日ハムの強力外野人にもひけを取らないか、その上を行くと思います。なので、後は、捕球能力と打球予測。これらは、練習や試合で経験を積むしかありません。守備位置を覚えたり、打球の予測が出来れば、多少の動きの悪さは十分にカバーできます。中田が仮にレフトに定着できれば、アニキ金本やラミレス級の活躍は必ず出来ると思います。
今年の秋季キャンプは沖縄でやるようなので、時間があれば旅行がてらに見に行きたいですね。
その時は、また画像をアップします。
参考記事・画像
日刊スポーツ ハム中田外野転向プラン、左翼をテストか
2月 17th, 2022 at 23:13:05
3archibald