フェニックスリーグで9試合で6ホームランと好調を維持している中田が、クライマックスシリーズの予備要員として一軍に帯同する事が決まった。正式に一軍選手登録をされたわけではないが、一軍の選手の怪我や調子次第では、一軍登録も十分に考えられる。中田のクライマックスシリーズのデビューも近いかもしれない。
これは嬉しいニュースですねー。★★野球ランキング★★
やはり、9試合で6発というのは、首脳陣にとっても簡単に聞き流せる数字ではなかったと言う事です。これで中田も今シーズン、首の皮が一枚繋がりました。後は、人事を尽くして天命を待つという所でしょうか?
まあ、チームメイトがケガする事や、調子を崩す事を祈ってはいけませんが、普通に準備をしていればこのシリーズ、必ず中田にチャンスは回ってくると思います。
昨日、一昨日の中日vsヤクルトの試合を観ていても、シーズン中にはない閉塞感を試合中に感じました。どうしても、勝たなければならないという気持ちが前に出すぎて固くなったり、大事に行き過ぎたりするんでしょうね。結果として試合が動かなくなり、球場全体の空気が重くなる。日本ハムにも同じ事が起こる可能性があります。守備重視で、後ろ後ろに繋いでいく打線というのは、どうしても「チームの為」にと気負い過ぎて大事な試合では固くなりがちです。さらにシーズン優勝した日本ハムは、今、玉砕覚悟の楽天に対して受身の状態です。また、ソフトバンクを圧倒して、野村監督の為にという大きな大義名分がある楽天は凄い勢いで立ち上がりから攻めてくると思います。これに対抗するには、守って勝つと言うよりも、ある程度の失点は計算済みで、それよりも打ち勝って粉砕すると考える必要があるでしょう。つまり、守りに入るのではなくて、相手よりも打ってこちらの方が勢いに乗っていくと言う事です。
そう考えると、絶対に中田が必要な場面というのが出てきます。中田の爆発力と言うのは、必ずチームに勢いをつけます。チームが雰囲気が重苦しい時に偶然でもいいから一発が出れば大きく盛り上がります。梨田監督も一軍実績の中田を先発出場させるのは、ひいきと取られて出来ないでしょうが、与えられた代打で結果を残せれば監督が中田を使う理由も出来ます。
なので、中田が出来ることはもう限られています。
まずは、一軍登録されるようにしっかりと好調をアピールする!そして、一軍に上がれれば代打の一振りに全てをかける!これしかありません。
クライマックスシリーズの第二ステージは21日から。
それまでに監督には万全のアピールをしたいですね。
参考記事・画像
北海道新聞 勝、八木ら実戦調整 中田1軍に帯同へ
スポニチアネックス 今度こそ…中田翔1軍生き残りへアピール
9月 19th, 2022 at 19:01:40
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