ダルビッシュ復活　日本シリーズは一勝一敗の五分

Written on 11月 1st, 2009 at 10:38 pm by シンキチ

札幌ドームで行われた日本シリーズ第二戦で日本ハムが巨人を4－2で破り対戦成績を一勝一敗の五分に戻した。試合は、日本ハムが三回に稲葉のインコースを見事にさばく芸術的なホームランで先制。続く高橋がセンターオーバーのツーベースでチャンスをつくりスレッジのレフと前タイムリー、そして小谷野が繋ぎ、糸井のライト前2点タイムリーでこの回一挙4点を挙げダルビッシュを援護。そのダルビッシュは亀井にレフとポール直撃のツーランをあびるも、変化球、特にカーブをうまく使い6回を2失点でまとめマウンドを中継ぎ人に託した。そして7回には宮西、8回には金森、9回は武田久と日ハム自慢の中継ぎ人が巨人打線を寄せ付けずにそのまま逃げ切り。対戦成績を一勝一敗の五分に戻した。★★野球ランキング★★

この日の日本ハム・先発は左臀部の故障で戦線を離れていたエース・ダルビッシュ。先発投手が発表された時には球場が大きくどよめきましたが、まあそれも無理はないでしょうね。スポーツ紙などでは、ダルビッシュのケガは思ったよりも深刻でCS回避に続き、日本シリーズの登板も厳しい状況にあると伝えられていましたからね。また、この日は前回の登板から42日ぶりだったようで球場のどよめきの半分は「やったー、ダルビッシュが見れる」という喜びと、もう半分は「ダルビッシュは大丈夫なのか」という不安が入り混じっていたような気がします。

そんな中、先発のマウンドにダルビッシュが立ったのですが、巨人の先頭バッター坂本に初球を投げた時に明らかに違和感を感じました。フォームは棒立ちで全然体が沈み込んでいかなく完全に手投げ。また、その後のバッター達にも、いつも追い込むまではストレートでガンガン押してくるダルビッシュが日頃あまり使わないカーブを多投。これは、一目で故障箇所がよくなっていないと思いました。たから、「多分、どこかでつかまるだろうな」と思って見ていましたが、そこは球界を代表するエースはやっぱりモノが違いますね。ランナーがスコアリングポジションに行くまではヒョウヒョウと軽く投げていたのですが、ピンチになるとギアを入れ換えそれまでとは明らかにスピード・キレともに2ランクほど上のボールで相手打者を押さえ込んでいました。やっぱり、ダルビッシュは凄いですね。

あらためて脱帽です。

さて、我らが中ちゃんはどうだったかというと・・・・

じっくりとベンチを見渡しましたがどこにもいません。「何でだろう？」と思っていたら解説者が中田はベンチには入っていないという衝撃的な発言をしていました。恐らく札幌ドームでは出番がない見込んでベンチには入れなかったのでしょうか？？？んーーーーーーーーん、おかしい。

まあでも明後日（11月3日）からは東京ドーム。ここは、ピッチャーが打席に立つのでたくさんの代打が必要になります。なので、ここではまず間違いなくベンチ入りするでしょう。と言いますか最低でもベンチには入れてあげてください！

お願いします　ｍ（＿）ｍ

実は、昨日もベンチに入ってない事を知らずに試合を見ていて、稲田が代打に出た時に、「何で中田じゃないの」と一人でぶつぶつ文句言っていました。

恥ずかしい限りです・・・。

でもこのシリーズでは絶対に中田の長打力が必要になる時がきます。なんてったって相手は巨人、球場は東京ドーム。絶対に空中戦になりますよね。中田は巨人の空中戦に対抗できる日本ハムでは貴重な長距離砲です。ここで出なければどこで出る！と言うくらいの適所だと思います。

なので、中田には一振りに全てかけて頑張ってもらいましょう。

明後日の試合が楽しみです。

待ってるよー、中ちゃん。

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