最近5試合でヒットが1本、打率が.056と、ここに来て中田の調子がガクッと落ちています。
シーズン終盤の一試合も落とせない状況下での試合が、怪物・中田にとっても大きなプレッシャーになっているのかもしれませんし、また、復帰後、休まず試合に出続けている為、疲れが溜まり体が思うように動かない状態にあるのかもしれません。
しかし、チームは今、クライマックスシリーズに出られるかどうかのギリギリのライン。中田は本当によく頑張っていますが、欲を言うともう一段上の結果が欲しいところ。なぜなら、中田の爆発こそがクライマックスシリーズ進出へのカギである事は間違いないからです。
今回は前々から少し感じていた点について書いてみたいと思いますが、その前にまずは、簡単なデータを紹介します。
最近5試合の中田の打撃成績
下のテーブルは「プロ野球 ヌルデータ置き場 – Ver2.0 – 2010年度版」さんに掲載されていた、最近5試合の中田の打撃成績です。(恐らく、9/11分は入ってないと思われます。)
試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 打率 | 本塁 | 打点 | 三振 | 四死 | 犠打 | 犠飛 | 盗塁 | 出塁率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
5 | 19 | 18 | 1 | 1 | .056 | 0 | 1 | 6 | 0 | 0 | 1 | 0 | .053 |
誰が見ても明らかなのですが、やっぱり一番気になるのがヒットが出ていないこと。中には、良い当たりが正面をついたモノもありますが、今の中田に必要なのはどんな当たりにせよHのランプが付いてくれること。結果が出ない状況では、このヒットがでないのという事実は中田にとって大きなプレッシャーになっていると思います。
次に、気になるのが四死球が0である事。これを見た時に一瞬「あれっ、そうだったかなぁ?」と思ったのですが、ここ5試合では四球を一つも取れてないようなんです。
これはデータでも何でもなく私の勝手な印象なのですが、中田が取る四球は、「追い込まれてから粘って歩く」というモノが多いような気がします。後からまた書きますが、中田は初球からガンガン振っていくタイプですので、追い込まれるのが早い打者なんですが、そんな中田の四球が少なくなるということは、やっぱりそれだけ追い込まれてから粘れてなくなっているのだと思います。
下のテーブルは、今シーズンの中田の打撃成績です。特にこのテーブルで何を言いたいというのはありませんので、ただ参考にして下さい。
試合 | 打席 | 打数 | 安打 | 打点 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 盗塁 | 三振 | 四球 | 死球 | 打率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
55 | 201 | 181 | 46 | 18 | 3 | 1 | 9 | 0 | 50 | 15 | 3 | .254 |
まだシーズンが終わっていませんので、あまりこのデータでの意見はありませんが、やはり三振の多さが目立ちます。中田の2倍以上の打席数がある小谷野選手の三振が「79個」ですのです、中田の三振「50個」というのは少し多いような気がします。
簡単に追い込まれない!
さて、前置きが長くなりましたが、ここからが今日の本題です。
最近の中田への攻め方で顕著になっているのが、「追い込んでからは絶対にストライクゾーンへは行かない!」ということ。これは、投手の投げミスが無い限りどのチームでも完全に徹底されています。
特に、フォーク系のボールを投げる投手にいたっては、追い込んだ後は低めのボールになるフォークで誘いながら、中田の目がそこに慣れてくるとインコースへの速いボール球、そしてまた低めのフォークに戻るという徹底ぶり。その間、1球もストライクゾーンへは来ないのですが、2ストライク3ボールのようなカウントになったとしてもストライクは投げてきません。
恐らく、相手バッテリーは「中田はバットに当たると何が起こるのか分からないから、誘いに乗ってこなければ、最悪、歩かせても構わない」と考えているのだと思います。
なので、中田まず、「自分には追い込まれからはストライクは来ない!」と考え打席に立ったほうが良いと思います。
下の動画は9/5のロッテ戦、対小野でツーアウト満塁という特殊なケースですが、中田に投げられたストライクは1球のみ。その他は全てボール球での勝負でした。
上で少し書きましたが、中田は基本的に追い込まれるのが早い打者です。2球で追い込まれるのもザラですし、動画においてもわずか3球で追い込まれています。
さらに、先程言ったとおり、追い込まれてからの中田には、ストライクはまず来ません。
ボール球というのは、どうしてもバットに当たる確率が下がりますし、バットに当たっとしてもヒットになる確率はかなり低くなります。
ということは、この追い込まれた段階で中田はすでに半分、勝負に負けているんです。
このあと何が期待できるのかと言うと、相手投手のコントールミスでボールが甘く入ってくることと、中田が我慢してフォアボールを選ぶこと。ボール球をヒットにするのは至難の業ですので、ヒットが出る確率はグッと下がります。
中田が今、中々ヒットが出ないのは、この追い込まれてから勝負をするケースが多く、打てるボールが非常に少ないのが理由だと思います。
追い込まれるまでに勝負をつける!
ここまで書くと結論は一つしかありませんが、「中田は追い込まれるまでに勝負をつけるべき!」だと私は思います。
ピッチャーも追い込むまでには、最低でも1、2球のストライクは投げてきますし、ボール球を確実に見逃せば、絶対に2球はやってきます。なので、中田はこの追い込まれる前にくる2球のストライクを狙っていくべきだと思います。
しかし、今の中田はこれらのボールを打ち損じてしまったり、見逃したりするケースが非常に多い。春先、これらのボールを仕留め切れずに二軍に落とされたのですが、その時とよく似た兆候が出てきています。
上の動画でも3球目に来た、かなり甘いスライダー(カットボール?)をファールにしてしまってます。ホームランを量産していた時期の中田ならこのボールは確実に仕留めていたはずですが、プレッシャーや力み、そして体の疲れなどもあって、今の中田はイメージ通りのスイングが出来ていないんでしょう。しかし、このボールが打てないと、その打席内で打てるボールはもう来ません。
まとめると、中田には、追い込まれからストライクはまず来ないので、ファーストストライク・セカンドストライクに重点を置いて狙っていく。さらに、それらを強振するのではなく確実に仕留めて行く。これが中田再浮上のカギになってくると私は思います。
勿論、追い込まれるまでは、ボール球には手を出さず、なるべく打者有利なカウントに持っていくことも大事ですし、追い込まれてからは、ボール球をしっかりと見極めフォアボールを取っていくことも大事になって来ます。
何か言葉で書くと凄く簡単そうな感じがしますが、実際にプレーすると、中々、こうは上手く行かないもんです。
しかし中田なら・・・とついつい過剰なまでに期待してしまう。
ファンのエゴで勝手に期待されて本当に可哀相だと思いますが、今日の試合も勝手に期待をしています。
応援してるゾ、中田!!
打倒・杉内!
7月 29th, 2020 at 7:28:45
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