日本ハム高橋尚を攻略！中田は代打でまたもや・・・

Written on 11月 5th, 2009 at 4:45 pm by シンキチ

東京ドームで行われた日本シリーズ第4戦。巨人の先発は高橋尚、日本ハムの先発はこちらも左腕の八木。先に点を許したのは高橋尚。3回に日本ハムは田中賢介のヒットを足がかりにワンアウト満塁のチャンスを作ると、高橋、小谷野が2点タイムリーを放ちこの回4点を先制。さらに五回には高橋にソロホームラン、7回に森本のスクイズで効果的に得点を重ね巨人を突き放した。日本ハム先発の八木は粘り強いピッチングを見せ巨人打線を五回1失点に抑えて勝ち投手に。巨人は3併殺や木村の走塁ミスなど拙攻が目立ち最後まで流れに乗れなかった。試合は8－4で日本ハムの勝利。対戦成績を2勝2敗の五分に戻した。

さて、我らが中ちゃんはというと・・・・前日と同じく代打で出場。

6回の先頭バッターとして、八木に代わって代打中田。相手投手は巨人の左腕金刃。

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　←　「9番ピッチャー八木に代わりまして、代打中田」

　←　スタンドが沸いた！

　　　結構人気ありますねー。

　　　でもこれは全部日本ハムファンかな？？

　←　日本ハムと巨人は同じイースタンリーグ。

　　　なので金刃とは2軍での対戦経験もあり。
　　　
　　　初対戦のクルーンとは違い、お互いに結構手の
　　　内を知ってる相手。

　　　今日は期待できるかも。

　←　初球は外のスライダーを見逃しストライク。

　　　カウント1－0　

　　　いつも初球から振る中田が珍しく見逃し。

　　　どうしたんやろう？
　　　ガムも噛んでるし緊張してんのかな？

　←　2球目も同じく外の変化球。

　　　中田はこれを見極めボール。

　　　カウント1－1

　　　巨人バッテリーは初球の変化球を見逃した中田
　　　を真っ直ぐ狙いと決め込み変化球を続けた。

　　　阿部のリードは結構読みやすい。

　←　3球目はインコースのストレートでストライク。

　　　これでカウントは2－1
　　　さすがに変化球を3球続けるのは危険。

　　　本当は勝負の時まで使いたくなかったインコース
　　　を選択。

　　　中田は完全に意識が外と変化球にいっている。

　　　んーーん、若い！これで追い込まれた。

　←　でもスタンドには少数ながら中田のコアな
　　　ファンが！！！

　　　中田、期待にこたえろ！！

　←　金刃の渾身のストレートがインハイに。

　　　・・・・・中田三振・・・・。
　　　
　　　完全にボールが見えていない。
　
　　　昨日のクルーンにやられたのと同じコース。

　　　これをファールに出来ればなぁー。

という事で中田はこのシリーズ2打数2三振と全く良いとこなし。シリーズ前に巨人がミーティングで中田対策をやったようですが、今の所はそれが功を奏してる感じですね。

しかし、昨日、今日の二打席で中田に対する巨人バッテリー攻め方は明白になりましたね。基本的にはインコースのストレートとアウトコースの変化球で攻めていく。そして、それらを活かす為の見せ球としてアウトコースのストレートやインローの変化球を使用する。という事だと思います。ただこのインコースのストレートとアウトコースの変化球は、少し投げる順番を変えればどちらでも決球にする事ができるので、配球の流れを読むことが重要ですね。

この攻め方の中で恐らく巨人が一番気をつけているのは、インコースへのストレートが甘くなって中に入ってくるのを避けるという事でしょう。多分、インコースへのボールが甘くなるくらいであれば、デッドボールでも構わないといった指示がベンチからはバッテリにーいっていると思います。中田の一発はベンチもスタンドもかなり盛り上がりますので絶対に避けなければならない項目の一つのはずです。

中田はもう少し配球が読めるようになれば、追い込まれるまでに打てる可能性がかなりあがります。阿部の場合、初球のストライクを簡単に見逃すと狙い球が違うと判断し、同じボールを続けてくる傾向があります。中田はそのボールを狙えば追い込まれる前の早いカウントで打って行く事ができ、前に飛ぶ可能性が上がると思います。

また、巨人のラミレスや中日の落合監督は、初球の狙い球が外れた場合、わざとそれを空振りしてそのボールにタイミングが合ってないと相手バッテリーに思わせてました。そして、その考えを逆手に取って次の球や決め球に来るその初球と同じボールを待って打ち返すといった事をよくやっていました。

中田も自分の空振りや見逃しから相手バッテリーがどう思っているのかを鋭く感じ、次に来るボールをある程度予測できれば必ず打てるようになってくると思います。

今日の試合までは東京ドーム。札幌に帰れば出場機会は殆どなくなるかもしれません。
何としても今日は打って首脳陣にアピールしたいですね。