日本ハム快勝！中田の出番はなし・・・

Written on 10月 1st, 2009 at 3:40 pm by シンキチ

9月30日の試合で日本ハムがオリックスに3－2と快勝。2連勝で優勝へのマジックを4に減らした。日本ハム先発の糸数が7回2アウトまでノーヒットノーランの快投を見せ、今季4勝目、最後は、武田久がピンチを招くも、これを凌ぎ33セーブ目をゲット。今シーズンのパリーグセーブ王のタイトルを手中に収めた。この日の中田は、先発メンバーから外れ、代打での起用もなくベンチからの応援だった。

それにしても、中田の出番が無いですねー。昨日も、最後まで中田の代打を期待して、インターネット中継を見ていたのですが、結局出番はありませんでした。やっぱり、小谷野が復活したのが、中田にとっては痛いのかなぁ。（勿論、チームにとっては大変嬉しい事です）

今の日本ハムには、空いているポジションがないですもんね。しかも、中田が守れるのは、一塁か三塁のみ。そうなると、高橋信二、小谷野、スレッジといったチームの主力に勝たないと試合に出れない。

これは、なかなか難しいですよー。

多分、梨田監督も中田を出してやりたいのは、やまやまなのでしょうが、こんなに　”中田ビイキ”　の僕が見ていても、「ここは中田しかない」というタイミングが無いですもんね。いやー、厳しいです。

でも、中田は、与えられたチャンスで結果を残していくしかありません。その試合の中で、高橋信二よりも、スレッジよりも、小谷野よりもチームに貢献し、目立っていかないとレギュラーは掴めません。まだ、成長段階ですが、自分の色を出して、監督にしっかりとアピールしていきましょう。

さて、今日の予告先発は日ハムが藤井、オリックスが岸田。

僕が調べたところ、岸田の持ち球はスライダー、カーブ、フォーク、チェンジアップ、シュートにストレートを加えて6種類と結構多いです。その中でも軸になるのがストレート。かなりキレがありますよ。手元でグッと伸びる感じだと思います。もしも、その日のストレートの走りがいいと初球からガンガン、ストレートで押してくるタイプだと思います。これに、タイミングを外す大きな縦のカーブとシュート気味に沈むチェンジアップで緩急をつけて、右バッターには、インコースに食い込むシュートもある。さらに、追い込んでからは、フォークもあるので、簡単には打ち崩せない投手ですね。

この岸田を打つのは相当難しいと思います。仮に、どのボールでも制球が整わないボールが1球でもあれば、比較的狙い球が絞りやすいのですが、どのボールもコースに決まるようなら、多分お手上げです。

では、岸田をどのように攻略していくかと言うと、まずはストライクとボールをしっかりと見極める事。これが出来れば、バッター有利のカウントになり、ある程度、球種が絞りやすくなります。そして、その日のカウントを取りに来るボールが何かをチーム全体で確かめて、それを狙っていくという形です。こうすれば、自然と投手の球数も増えるので、制球が乱れていく可能性もでてきます。

中田の場合は、追い込まれるまでは、開き直ってストレート一本に絞って行った方がいいでしょう。恐らく、外のカーブやチェンジアップなど、遅い球も投げてくるとは思いますが、その殆どが見せ球で勝負は必ず速いストレートで来ると思います。初球から、ストレートのみにタイミングを合わせて、遅い球が来れば、思いっきり空振りする。そうする事で、相手バッテリーも同じボールを行くのを怖く感じるはずです。ストレートをおっつけるのではなくて、しっかりと回転できれば打てる可能性は出てきますよ。

まあ、先発出場は微妙ですが、出れば必ず打ってくれると思います。
頑張れ中田！