中田翔ファンブログ

２０１０年・北海道日本ハムファイターズ・春季キャンプ日程も発表され、そろそろ選手の皆さんは、体力づくりの追い込みに入っている時期だと思います。我らが、中田もしっかりと頑張っているのかな？？？（ちょっと不安）　

最近のスポーツニュースは、菊池雄星君の話ばかり。中田のニュースはめっきりと報道されなくなりました。ちょっと寂しいですね・・・。しかし、それは結果を出せばすぐに戻ってきます。もう戻って来るな！と思っていても嫌でも戻ってきます。

そんな、２０１０年中田の活躍に期待して、私が勝手に「中田がこの春季キャンプで取り組むべき３つの項目」考えてみました。色んな意見があるでしょうが、中田ファンの戯言だと思って聞いてやって下さい。

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野球理論を徹底的に勉強する

昔、野村さんがヤクルトの監督をしていた頃、昼間は練習、夜は勉強という形で選手たちに徹底的に野球理論を教え込んでいました。いわゆる、野村ID野球ですね。この勉強会では、バッテリーの配球論やランナーの進め方など野球の勉強は勿論ですが、人間として社会人としてどうあるべきかという道徳論まで教えこんでいたそうです。

中田は、野球選手としての身体能力は誰もが認めるモノを持っているワケですから、まずは、野球とはどういうものなのか？どのような考えの元選手は動くべきなのか？あやゆる場面におけるセオリーがどんなものなのか？また、社会人としてどのような態度で仕事に取り組むべきか？など、野球に関する様々な事を頭で理解する必要があります。中田も長く野球をしているのですから、大半の事は分かっていると思います。ですが、試合に出てもまだ単純なミスをする時があるので、もう一度野球に関する勉強には取り組んだ方がいいでしょう。これを理解した上で練習に取り組めば、必ず練習効率はよくなると思います。

果敢な走塁を身につける

なぜ、走塁なのかと言うと、日本ハムというチームが走塁を重視するからです。日本ハムの場合（他の球団でもよく似ているが）、チャンスに打てなかったとしても大きく評価を落とす事はありません。バッティングは水ものという言葉あるように、打てる打てないはその時の運が大きく関わってくる所があるからです。

しかし、走塁は別。これはミスをすると大きく評価を落とす原因になります。走塁のミスは、だた走塁が悪かっただけでは済まされず、状況判断の悪さや、ひど時に野球に対する取り組み方まで指摘される極論まで発展してしまう事があります。

昨年の大学選抜との練習試合で中田が走塁ミスをした時も、ボロクソに言われていました。単純で消極的な走塁ミスを繰り返したからです。仮にあの走塁が、「積極果敢に先の塁を狙い、その結果アウトになってしまった」という事でしたら、あそこまで問題にならなかったと思います。あの時は、二塁打にできた当たりをゆっくり走ってシングルにしたのが一つ目、一塁ランナーにいた時のライト前でセカンドベース付近で迷いサードでタッチアウトになったというのが二つ目。両方とも、消極的な走塁が原因でした。（詳しくは、中田の走塁に喝・・・プロ野球選抜ｖｓ大学選抜）

中田はあのような大きな体型なので、足が遅いと思われがちですが実は意外に俊足なんです。なので、このキャンプでは徹底的に先の塁を狙っていく走塁を身につけて欲しいですね。そうすれば、首脳陣への良いアピールにも繋がりますし野球選手としての巾も大きく広がると思います。年間１０個くらいは、盗塁もして欲しいです。

ツーストライクアプローチを実践する

ツーストライクアプローチとは、ヒルマン監督が掲げていた、「ツーストライクに追い込まれてから何とかして相手バッテリーを苦しめて行こう」というスローガン。今の中田には、まさにこれが必要なんです。中田の弱点はみなさんご存知のインコース。しかし、昨年後半の相手バッテリーの攻め方を見ていると中田に対して、思っている程インコースを攻めて来ないのです。何故か？少し投げ間違えて甘くなるとスタンドまで運ばれる可能性があるからです。なので、配球の中心はアウトコース。インコースに来るのは意識付けに使われるボール気味の球だけ。

中田が凡退する時の多くは、このインコースに詰まるのを恐れ、バッティングのポイントを前にしてしまい変化球でやられる。これが典型になっています。では、結局どうれば良いのかというと、追い込まれてからやってくるインコースのクサイ珠をファールに逃げる方法をマスターするのが必要なのだと思います。これは、ヒルマン監督のツーストライクアプローチに繋がる事で、これが出来るようになれば、相手バッテリーはかなり嫌がると思います。

以上の三つです。
守備は、放っておいてもこのキャンプには死ぬほどやらされると思いますので、あえて書きませんでした。

えらそうな事ばかり書いてしまいましたが、今年の中田には本当に期待をしています。春のキャンプは必ず見に行きますので、上の三つについても調べてみたいと思います。